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職業別つらい場所図鑑

背筋を伸ばすためのカギは腹圧!【①デスクワーク】

こんにちは、あおいとりシアンです。
私がむつ市内のリラクゼーションサロンに勤務している間
多種多様な職業の方のお体を施術させていただきました。
みなさまも、不調の原因が日常の姿勢にまつわることはご存じのようで
気にされていましたが、お仕事によってはどうしても毎日同じ場所を酷使することになり
背筋をまっすぐにしようとしても背中が張るばかりで
不調が軽減されないという経験はありませんか。
そこで、不定期ですが職業別に

というお話を図にしてみたので当てはまる方は
参考にしていただけると嬉しいです。
第一回のテーマはデスクワークについて。
今現在私もこれを作成しているときはノートパソコンでうつむき加減です。
気づくと頭が前に落ちていて、あごが出て、首の後ろがつっぱってきて。
何時間もやっていると背中の真ん中あたりが詰まるような感覚になります。
下半身にも多大な影響を与えるこの姿勢ですが
ボリュームが大きくなってしまうので
今回は上半身に特化してお話ししたいと思います。

デスクワークの方がつらいところ
1.肩
2.首
3.背中の中央
4.腰
5.足のむくみ
6.足の冷え
【よくある特徴】
首の後ろがもこっとしている
お腹がぽっこり出ている
呼吸が浅い

猫背を治すためにストレッチをしている方は多くそれも必要ですが
やはり長い時間座っているので背中だけまっすぐにするのは至難の業。
背骨が釣り竿で、頭という大物を何時間も釣っているような状態。
だるま落としのように、上半身の上にポン、と頭が乗っている状態がよいのですが
背中が丸まってしまいますよね。

それはお腹が潰れているから。
お腹側には骨がないので支えるのは腹筋群。加えてお腹の中の「圧」が大事なのです。
空気がパンパンに入ったボールは固いけど、抜けるとぺしゃんこですね。
それがお腹で起きているので腹筋を鍛えて壁を作り、その中に空気を入れておく。
ここまでが必要なんですね。

とはいえ急には難しいです。感覚を掴むまでちょっとかかります。
しかも女性で妊娠を経験されている方は腹圧を入れないようにずっと注意して生活していたので
とにかくお腹周りが弱くなってしまいがち。
ですが、ストレッチやトレーニングを続けることである日
「あ、これか」と腹圧を入れる感覚がわかる瞬間があります。
そうなると日常生活の間ずっと入れられるので楽ですし、ウエストも締まってきます。

腹腔内は腹筋群と肋骨の下についている横隔膜、内臓を支えている骨盤底筋群で囲まれています。


横隔膜と骨盤底筋群は意識するのがとても難しいのですが
呼吸を深くすることでストレッチにもトレーニングにもなります。
呼吸法にも何種類もあり、それぞれによさと効果があるのでここでは割愛しますが
とにかくたくさん吐いてください。たくさん吐いたらその分吸えるのでその繰り返しです。

もみほぐしとストレッチとトレーニング。
この組み合わせと意識で体の負担はかなり軽減されます。

出張でお伺いした際にトレーニングについてもお話しします。
また、ストレッチやトレーニングに特化したセミナー的なものも計画しています。
今年中にできるようにがんばります。
来年に向けて身軽に動ける体にしていきましょう。

ご予約、お問い合わせ、お待ちしております。

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